きっと、あなたはこう思い、悩み、嘆き苦しみながらお子さまのことを想っておられるかもしれません。

「どうしてあの子のところに宿って生まれてくれなかったの…」
「ごめんね、お母さん、あなたを守れなかったね…」
「どうしてあんなことになったの?もっと早く気づいてあげたかったのに…」
では、どうしてあなたはお子さまとして宿ってくれたのでしょう?
それはあなたに大切な気持ちが芽生えるためだったのかもしれません。あなたがお子さまと出逢い、お子さまとの別れがあったからこそ、より深く人間として分かちあうことのできる心を持てたのではないでしょうか。
赤ちゃんは、1つ目、自分のお母さまに愛されることができる子。2つ目、自分から愛する心を持つことができる子。3つ目、辛い経験から成長する強さを持てる子。この3つの条件を満たすためにあなたのもとにきたのです。決してお母さまを困らせるためではありません。
赤ちゃんは、なぜあなたを選んだのでしょう?
赤ちゃんは短い間だったとしても、あなたに宿ってくれた理由がございます。天国から見守っていた子どもたちが、あなたを選び、宿ってくれた理由が必ずあるということです。
私たち大人が忘れかけていることを、赤ちゃんは教えてくれています。お子さまは誰よりもあなたを愛し、あなたに愛される安心と幸せを胸に、その瞬間から一生懸命この世で生きようとする力を与えてくれているのです。

その思い出は、どうなるのでしょうか?
どうしてもなくなってしまうのではないか、あなたがお子さまのことを忘れてしまうのではないかと不安に思っているかもしれません。しかし、それは違います。心の奥にはいつもお子さまが生きています。
天国のお子さまは、あなたが自分を忘れずに愛してくれていることをちゃんとわかっています。あなたがお子さまを見守ることで、その想いはしっかりと届いています。愛する赤ちゃんの旅立ちを、優しい心で見守ってあげてくださいね。

これは常光円満寺に寄せられた、あるお母さまのお話です。「2年前、やっとのことで子を授かりました。でも医師からは難しいと言われ、悲しい思いをしました。ですが今も1人ではないのだと感じることができました。常光円満寺とのご縁が、大切な出会いになったと思っています。」
とても哀しい経験をされた、優しいあなたへ
悲しみや辛さをしっかりと受け止めていただきながら、日々の暮らしの中でお子さまのメッセージや思いを受け取ることのできる強さを見つけてください。
まずは、日々の暮らしの中からできることに気持ちを寄せてみましょう。「今日も1日、良かったこと」と自分に問いかけてみましょう。周りの人の気配りや、自分自身への小さな労いの積み重ねが大切です。
